こだわりが強くて困っています。
更新日:2022年04月01日(金) 09時00分
質問
こだわりが強くて困っています。
回答
子どもは年齢が低くても「好き」「嫌い」という感情を持っています。「好きだからもっと頑張ろう」など、好きという気持ちが物事に取り組む意欲につながっていきます。好きなことをきっかけに子どもの世界がより豊かなものに広がっていきます。「好き」の気持ちを強く主張して譲らない、こだわりが強いことはよくある姿です。子どもの気持ちは受け止めてあげたうえで、できないときには「○○したかったけれど仕方ないね」と大人も残念な気持ちを表しながら、「△△しよう」とやってほしいことを伝えてみましょう。
2,3つの選択肢から子どもに選んでもらうのも良いです。切り替えられた時にはできたことを褒めて、「△△もよかったね」と選択したことの良さも伝えてあげてください。自分の望み通りにいかない経験をしていく中で、希望が叶わないこともあるとわかるようになり、折り合いをつけられるようになってきます。
また、好きなことにこだわる裏には、新しいことへの不安や苦手さが潜んでいることも多いです。お父さんお母さんと一緒に少しずつ選択の幅を広げることで、経験できることが増え成長につながります。好きなことにこだわることは悪いことではありませんが、様々な経験をする機会はたくさん作ってあげたいですね。