子どもの滑舌が悪く、気になっています。

更新日:2022年04月01日(金) 09時00分

質問

子どもの滑舌が悪く、気になっています。

 

回答

聴覚や、口腔内に異常がない場合、滑舌(構音)が良くない原因の多くは、「発音に使う筋肉が十分に発達していない」「間違った発音の癖がついてしまった」といったことが考えられます。ほとんどの場合、年齢とともに身体機能が成長していくにつれて改善していきます。特別な訓練を受けなくても、ご家庭で遊びや生活を工夫することで改善が見られることもあります。

 ご家庭でできる具体的なことを3つご紹介します。

  1. にらめっこあそび
    顔のいろいろなパーツを動かして変顔を作って楽しみましょう。顔の筋肉をたくさん使います。ベーっと舌を出すことも、舌の筋力を鍛えることになります。

  2. ぶくぶくうがい
    口の周りの筋力を使います。外から帰ってきたときや食後に、ゆっくり丁寧なうがいをお母さんと一緒にやってみましょう。

  3. 早口言葉
    楽しく口を動かすことができる遊びです。最初はゆっくり、少しずつスピードアップしてみましょう。失敗しても無理にやり直す必要はありません。

ご紹介したような遊びに、ご家庭で取り組むことが難しかったり、お子さん自身がうまく発音できないことを気にしていたり、そのことでお友達と遊ぶことに気後れしてしまうような姿がある時には、ぜひ子ども発達支援センターに直接お電話ください。